燃料のことをちょっと書こうと思ったのですがどうもまとまらなくて、とりあえず恵美須薬品化工の2種類のカイロ用ベンジンの話から。
ちょっと前、公式が、エビスベンジ(ヂ)ンにはハクキンカイロ指定とそうでないのと2種類あるけど公式には指定エビスベンジンがおすすめ(意訳)的なことを書いて結構反応があったっぽいですが、その中で何で指定とまぎらわしいものを売らせるんだ的なのもあったのですが
元々カイロ用エビスベンヂンのほうが先にあって、あとからハクキンカイロ指定エビスベンジンができたわけなので、それはちょっと違うかなあと。あとあの容器はたぶん容器メーカーがつくってる既製品のものです。他社も同じ形の薬品瓶を使ってます。なんなら、カイロ用ベンジンではない別の薬品をあの大きさ形の容器に入れて売っているメーカーもあります。
指定ベンジンを作らせるようになったんだから無指定のほうは販売停止にしろという意味にもとれますが、恵美須はハクキンカイロと違う全然別会社だし、恵美須のほうだって、問屋や小売店から高い指定はいらない今までの無指定のやつを売ってくれと言われたら断れないとは思います。
どっちも「カイロ用」とあるし製品名だけでもはっきり区別できるようにしろというのだったら分からないでもないですが、恵美須にエビス以外の商標をつけろというのもちょっと無理難題な気もします。
純正ハクキンベンジンがよかったとかいう人もいますが、あれだって別にジャパンエナジーに作ってもらってハクキンカイロが売ってただけでそれ以前の指定ハクキンベンジンと同じものです。実はハクキンカイロからベンジンが発売されていた、つまり「純正」だった時代ってかなり短くて、1998年から2017年までのたった(?)20年間です。しかも1998年から2005年までは東日本は純正ハクキンベンジンで西日本は指定ハクキンベンジンで、両者が混在していました。1950年代には指定ベンジンはあったので、指定純正があった70年間中20年間だけが「純正」だった時代、ということになります。
あと、純正ベンジンが大変に高性能だったかのような幻想を抱いている人も多そうなのですが、それはたぶん「昔はよかった」フィルターで、性能的には現代の指定ベンジンのほうが上だと思います。やはり20年も過ぎると、精製の能力がとてもよくなるので。それ以前、たとえば1980年代の指定ベンジンに比べると2010年くらいのもののほうがよくなっているし、2010年のものよりは2026年のもののほうが質はよくなっていると考えます。その話はまた次でします。