きとうPEACOCKコレクション(11)


その話は前回の(10)で終わりのはずじゃなかったのかよ! っていうか、きとうPEACOCKコレクションって何なんだよ! と言われそうなので、内容に入る前にご説明いたします。

一昨年、2023年夏に、当サイトでは真夏にわざわざハクキンカイロ非公式ファンサイトなんか見ている熱心な方(?)向けと称して、ある有名なコレクターのコレクションを紹介していました。
その方の名はきとうひろし氏といい、Zippoコレクションの世界では世界的に有名なコレクターの方でした。何でそんな高名な方のコレクションを当サイト作者が紹介していたのかといういきさつは、(1)~(10)まででご説明しています。今回のこの(11)公開に合わせて(1)~(10)も再度公開していますのでそちらをごらんください。

で、(10)で終わったはずのこの連載(?)の(11)が何故つくられることになったのか、という説明のほうですが、実は(10)までの内容でちょっと当サイト作者的にひっかかるところがあったのです。それは、前回の(10)の中に出てきた、このコレクションにはZippo Handy Warmerはほとんどなかった、あるいはZippoのコレクションの一部として他の方にひきとられていったのかもしれない、という内容です。

実は(10)を書いて公開してから、そして非公開にしてから相当しばらく経ってから、全然別の場所からひょっこりときとう氏のコレクションの一部が、それも、Zippo Handy Warmerのコレクションが出てきたのです。それとともに、徐々に当時の、もう12年も前のことがよみがえってきました。Zippo Handy Warmerはオイル缶付きモデルが多かったため、万一に備えて当サイト作者がより抜いて全然別の場所に保管していたのです。同じ場所から、氏のコレクション品のハクキンベンジン等も出てきました。

ひょっとするとコレクターの世界で、氏のZippo Handy Warmerのコレクションはどこにいったのだろうと思われているかもしれない。それよりなにより、氏のコレクション整理をしていたW氏にちょっと申し訳ないと思い、ほんのちょっとだけ、氏のコレクション品の紹介を再開します。

最初はこれ、Zippo 2004 です。例によって氏のメモ書きに注目です。

メモ書きの拡大です。

2010年の段階で、氏はハクキンカイロ(当時の商号は株式会社ハクキン)に問い合わせて、この2004年モデルがハクキンカイロ製でないということをつきとめていました。
2003からの変更点もメモ書きしてありますが、内容は当サイト作者が当時、当サイトに書いたものと同じです。
ちょっと不思議なのは、何故氏が2010年になってから2004を入手したのか。もちろんコレクターの方は同じものでもいくつも入手したくなるというのは分かるのですが、なぜ2004年当時に手に入れたものではなく、2010年になってから手に入れたものにこのような細かいメモをつけたのでしょうか。
氏の書き方だと、Zippo2004にも入っているオイル缶の種類によって初期型後期型があるようです。

恐らく氏の問い合わせは相当ツッコミが激しかったんじゃないかと思います。触媒を見る限り御社製と見分けがつかないくらいのことも問い合わせのときに言ったんじゃないかと思いますが、それでもハクキンが2004はうちの製造じゃないというんだったらやっぱり2004はハクキン製ではないのでしょう。


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