Zippo Handy Warmer USA

※このページで紹介しているモデルは2006年出荷モデルで、2024年現在は流通していません。Zippo Handy Warmerはハクキンカイロが作っている、とか、ハクキンカイロのOEM、などという情報が現在も流れていますが、2024年現在、国内・国外で販売されているZippo Hand Warmerは、ハクキンカイロとはパーツも使用方法も異なる全く別の製品です。

2006年8月23日発表


2006年10月頃から、アメリカ合衆国本土で、Zippo Handy Warmerのアメリカ版が出回っています。

左がアメリカ版(2006年)、右が日本版(2005年版)です。箱の大きさは微妙に違うのですが、製品内容はほぼ同じです。じょうろ型の燃料カップや、袋の材質やロゴなども同じです。ただし、説明書だけは、アメリカ版はパッケージに直接印刷でした。(日本版は、別に冊子がついてます)もっとついでに言えば、燃料の缶の印字も英語しか書いてないのとか違いはあります。

※より正確には、オイルの種類と容量が違います。日本版2005等に添付のオイルは133ml入りでしたが、このアメリカ版は118mlです。(何故かサイト作者のところには、125ml入りパッケージもあったりします)ただ、単純に量を減らしただけではなく成分も変わっている模様です。「Low Odor」(においが少ない)って書いてあります)。(追記。日本版も、2006年あたりの出荷版から順次このにおいの少ないオイルに切り替わってます)


パッケージ裏面です。当たり前ですが、全部英語です。説明書は、このパッケージの裏面に印刷されています。

そして、最も特筆すべきなのが、底のバーコード面です。

そうです。この、アメリカ版Zippo Handy Warmerの発売元は、ジッポー本社なのです。
日本版は、マルカイコーポレーションが、ジッポー社からZippoのロゴをつける許可をもらって、ロゴ付きの燃料式カイロを売っている、という形でした。ところが、アメリカ版は、発売元が本家本元のジッポー社なのです。にもかかわらず、さん然と輝くMade (中略)in Japanの文字
念のために書いておくと、アメリカ版にも永久保証はついていません。1年保証の保証書はついてましたが、パッケージを開かないと保証書が見えないので、そもそも保証書に何も書かずに売ってしまう販売店が多そうです。

ところで、2006年末頃から、日本向け製品はMADE IN CHINAになりましたが、アメリカ向けのものは日本製のようです。これは要するに、今まで日本向け製品をつくっていた生産ラインをアメリカ向けに回して、日本向けには新たに立ち上げた中国の生産ラインを使っているということなんでしょうかね。


2008年5月8日以降、説明書がオンライン公開されています。Zippo本社らしくて豪快です。
説明書はこちら


前へ 次へ

Zippo編トップへ