こちらは代用ベンジンカップのおまけ的内容です。
カイロ用ベンジン容器は大きくて、持ち運びには不便です。今日の夕方、出先でちょっとハクキンカイロを使いたいんだけどその間燃料を入れておきたい、というような場合、それ専用に作られた容器ってのがあまりありません。

当サイトに掲載の模型用の塗料容器とかはありますが、わざわざそのために購入するのも大げさです。とはいっても、万一、容器の一部が腐食したりして中身が漏れたりしても困ります。

当サイト作者が数日かけて確認したところ、下記の容器は逆さにして数日放置しても、容器本体やパッキン部分が腐食して中身が出てくることはありませんでした。

左から、100円ショップセリア、ワッツ、キャン☆ドゥで売っている化粧水入れ（サイトのほうでも紹介しています）、明治プロビオヨーグルトR-1、ウコンの力です。なおウコンの力は昨年12月から11ヶ月ほどベンジンを入れて逆さに入れて放置しておきましたが、中身は漏れ出てきませんでした。残りの2つは数日間放置して問題がなさそうなことを確認しました。

サイト作者的には、1日程度だったら20ｍL入りの化粧水入れが一番楽ですが、この容器は中栓がついていて、それを外してベンジンを入れるのがちょっと面倒といえば面倒です。
明治プロビオヨーグルトの容器は、容量のわりに容器自体が結構頑丈にできているのでちょっとおすすめです。容量は112gとのことなので、4日半ぶんくらいは入れておけそうです。容器の裏側の表面フィルムが少しはがれていますが、これはベンジン容器だけでなく、ベンジンカップとしても使うためにこうしてあります。ベンジンカップの代用としても使えるところが強みで、価格とか手軽さとかを考えるとこの容器（または他のヨーグルトメーカーが出している似たような容器）がベストかなあとも思います。

ウコンの力は容器が透明でないのでベンジンカップがわりにはなりません。また、いくら洗ってもウコンの匂いがとれません。これに入れたベンジンを使うとウコンの匂いとかがしそうな気もします。が、容器はこの中では一番頑丈だと思います。

いずれにしても、これらの容器はベンジンを入れるために製造されたものではないので、ベンジン容器として使った場合、製造業者ももちろん当サイト作者も誰も責任は負いません。使うときには自己責任になります。また、温度変化が激しくなるところには置かない、ベンジンを入れておくのは数日程度にとどめ、絶対にシーズンをまたがないようにしてください。特に夏期はベンジンが気化して破裂する恐れがあります。

また、ガソリンを用いたテロ事件が多発したおかげで、世間がベンジンのような引火性のある液体にかなり神経質になっています。持ち歩いた先で職務質問とかされて面倒なことになってもこれまた誰も責任を負いませんのでやはり使用は自己責任になります。

サイト作者は数日間のキャンプに行くときとかにこれらの容器を使用しています。