最近、カイロ袋というものが全く市中で売られなくなりました。350mLペットボトル用の袋でも代用できたのですが、それも全く見なくなりました。
サイト作者はシーズンが近くなるたびに、あちこちの100円ショップやドラッグストア等を回って、代用品になりそうな袋を探しているのですが、どうしてもあのハクキンカイロサイズのものは見当たらない。それがここ数年続いています。

そこで、通販サイトで売っている、海外製のベルベットの袋を買ってみました。これも以前紹介したとおり今シーズン最初から使っているのですが、今のところ破れとかしてないので、たぶん1シーズンくらいは使えそう。ということで紹介します。amazonで「ベルベット 巾着 10x12cm」とかの検索ワードでたぶん出てくると思います。

左から、ハクキンカイロ3R（かつてのスタンダードモデル）、購入した袋、そして右端は旧製品に付属していたかつての純正別珍袋です（3Rに付属していたものではありません。3Rに付属の袋はフリース袋です）。なお純正袋のサイズは、製造時期により若干異なります。
購入した袋は純正袋より若干大きめになっていますが、これはネットで販売されているものに、純正袋と同じ大きさのものが見つからなかったためです。

この袋（中央）ですが、50枚入りで1760円ほどでした。25枚入りとかもあったのですが、価格がたいして変わらないので50枚入りを買いました。
2ヶ月ほどほぼ毎日酷使したものと新品のものを並べるとこんな感じです。

右が新品です。左はちょっとほつれみたいのは出てきていますが実用上の問題は生じていません。

なおこのベルベットの袋、生地は結構薄くて、ハクキンカイロを入れると下の写真のように中のカイロが銀色に光って見えます。

もちろん、実用上の問題はありません。

ベルベットと、かつてハクキンカイロの純正袋に使用されていた別珍は、基本的に素材は同じで編み方が少し違ったそうです。なお、ベルベットのほうが若干高級品とされていたようです。
が、ベルベットも別珍も元々は編み方の名前で素材の名前ではないため、現在では化繊の別珍とか普通にあるようです。当サイト作者は別に天然素材にこだわっているわけではないのですが、化繊には極端に熱に弱いものがあるので、できれば昔の純正別珍袋が想定していたであろう耐熱温度、230℃以上のものであることが望ましいとは思います。この袋は、素材が劣悪ですぐに劣化したり破れるということはありませんでした。

洗濯はしにくいとは思いますが、そのほかに大きな欠点は見当たりません。価格も1枚あたりに直すと35.2円程度と安価ですし、1シーズン持つと思えば安いとは思います。

ネット通販ではいろいろな大きさの袋を売っていますが、ハクキンカイロSTANDARD用としてはこの10×12cmか9×12cmが最小になると思います。参考のため、かつての純正別珍袋は8.4×12.0cmでした。

当然ながらこの大きさなので、ハクキンカイロはGIANT以外は全部入ります。GIANTは頭がちょっとはみ出るくらいでした。

海外発送なので納期はそれなりにかかります。

海外からの発送品になるのでそのへん気にする人は気にするのでしょうが、当サイト作者はもう何年もあちこちで買い物をしているので気にはしませんでした。